2021年3月23日火曜日

Twitterは発想の起点を得る上で非常に役に立つ

今朝、流れてきたツイート。

このツイートを見て検索(→で表す)してみたら、面白くなった。

ハナダイコン→大紫羅蘭花(オオアラセイトウ)→アラセイトウ→青空文庫全文→

ホワイト(奥増夫さん訳)→ 「翻訳通信 ネット版」

http://www.honyaku-tsushin.net/


オオアラセイトウとはこれらしい。いろいろな作品で名前はよく読むが……

From Wikimedia Commons, the free media repository

作家ホワイトの素性はまだ良くわからないが、青空文庫に公開された奥増夫さん訳の「ロンドン危機シリーズ」を読み始めた。SFのようでもあり、ファンタジーのようでもあり、ともかく面白い。作品はたくさん青空文庫に公開されている(ありがたい)ので、全部読んでやろう。

「翻訳通信」は

2011年8月に亡くなった翻訳家・山岡洋一氏が主催していた『翻訳通信』のバックナンバーサイト

とのこと。山岡さんのことも知らなかったが、翻訳界ではビッグネームだったのだろう。私と同じ年の生まれだが、大活躍しすぎてなのか、10年前に亡くなられているらしい。せめて、このサイトの記事を活用したい。

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森有正の『経験と思想』を少し読む。

91頁。

客観に徹すれば徹するほど主観性が確実になって来る……さらに言い換えると、主観が深められ、自由になって来る、すなわち新しい発見が起って来る、ということである。これはこれ以上説明することがむつかしい」「経験」の事実である。

森有正はバッハのオルガン曲を楽譜に忠実に正確に弾こうとして、練習をするなかで、このことに気付いたとしてある。自分もこのようなことを「体験」してみたいので、例えば文字の「手習い」をしっかりやることを考えたい。明日より実施する。




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