一年近く、原因不明の消化不良に悩まされている。胃カメラ飲んだり、肝臓・胆管などのCT、MRI検査などを実施した。
格別の異常は見つからない。こういう病気(?)を「機能性ディスペプシア」と呼ぶのだという説もインターネットを飛び交う。要するに原因不明の消化不良。
それなら、日々の生活を変えて直そうと思ったりもします。
少し具合がいいと(#朝は具合がよいことが多い。寝ている間は絶食状態だから当たり前だ。)そろそろ治ってきたかと誤解する。
治りかけの気持ちよさから連想して、思いついたので、青空文庫で堀辰雄先生の『恢復記』を読みなおしてみた。ついでに同じく青空文庫にある神西清さんの同名の小説も。
病後の、頼りないが、爽やかな気持ちがうまく表現されている。
こうなるとトーマス・マンの『魔の山』も当然読むべきだが・・・。病気にあこがれる主人公にお灸をすえる人文学者の先生のくだり。ここに深入りすると時間がかかるので、踏みとどまる。
不調の原因には、精神的な要因が多そうな気もする。家族や友人の病気への心配など。経済的不安もあるかも。
とりあえずの対策案) ゆっくり、正確・確実に生きる。自分のリズムでやりたい事だけをする。
好みに合わない他の人や物に対して、癇癪をおこさない。批判は直接的にせず、相手が悟るように促す。
いまいち、具体的でない。も少しじっくりと考え直すことにする。
トーマス・マン日記は日本語版が高すぎるので、ドイツ語版で読んでみようと思いつく。日記なら簡単な文章しか書かないだろう。
トーマス・マンの小説はやめておいたほうがいいと言われてますね。一つの文が1ページ以上になることがザラらしい。小塩節先生は、マン夫人に、区切って訳しなさいと助言を受けたとか。(『トーマス・マンとドイツの時代』中公新書 1992年 178ページ)
でもなかなか原書がみつからない。やめよかな。やめるのよそうかな。
よせばいいのに、カラオケ仲間の新年会に出かけた。ウーロン茶としらすおろしとあん肝しか摂れなかったが、まあ、楽しかった。飲み会だけでカラオケは中止。病人が多い。上記の精神的な病気の克服の話をする。帰りは寒かった。
会がはじまるまえに、仕入れた本。眺めながら寝ます。
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