2019年7月25日木曜日

『蜜蜂と遠雷』やっと読むことが出来た…名作


『蜜蜂と遠雷』(恩田陸 2016年 幻冬舎)を一日で、ほとんど読んだ。最後のピアノ・コンクール本選の部分は、もったいなくてまだ残してある。以下、感銘をおぼえたところ。ネタバレほとんどなし。天才の演奏が人に感銘を与えること自体を、文章で伝えられるのは、素晴らしい。

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300頁
第二次予選終了。
音楽の、ピアノの事はよくわからない。しかし、演奏により宇宙を感じられるのは素晴らしい!
プロコフィエフのコンチェルト2,3番は聞いてみよう。バルトーク3番も。(後記:プロコフィエフ、素晴らしい)

339頁
リスト ピアノ・ソナタロ短調は、一楽章のみの曲。

415頁
コンクール中の主人公の「超弩級の進化」。

418頁
「天才のみが天才に影響を与える」。

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夕方、図書館でまた何冊か借りてきた。最近は好調なので、ほとんど読めるだろう。





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昨日コピーしてきた資料を見ていたら、終戦直後の東北大教養部のフランス語教育の様子がわかった。辞書すら満足にはない…原二郎先生も随分苦労されたようだ。


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