2018年12月14日金曜日

修道院で写字生が使った仮面枠とは?

 風は冷たいが、風のあたらないひだまりは暖かい。



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 「薔薇の名前」(ウンベルト・エーコ)を読み進める。修道院の写字室に主人公たちはやっと入ることができた。以下引用。

 「写字生が腰をおろして向かう机の面は傾斜していて、そのはずれに書見台があり、筆者すべき原本が立てかけられて、開いたページには筆写中の行だけを示す仮面枠(マスケリーナ)が乗せてあった。」

 だいたい様子がわかる。仮面枠というのは初めて聞いたが、こんな形なのだろうか。校正の仕事にも有効そうである。こんど自作してみよう。



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 国会図書館に書評ハントに出かける日が近いので、準備を始めた。手始めに床屋に行って、2ヶ月もののボサボサ頭を刈ってもらった。BS放送受信や太陽光発電の話で盛り上がった。1000円散髪が流行っているが、少し高くてもこの床屋に行くのはやめられない。情報が仕入れられる。

 さっぱりして帰ってきて、校正作業、今月二本目の記事を終わらせて、昼食。その後、昼寝と読書。

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