2020年12月30日水曜日

トーマス・マンも人間ドックに行くべきだった

12月29日分(あやうくブログ書きが途切れるところでした😅)を今日、書きます。

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『トーマス・マン日記』を読む。


1954年12月23日、キルヒベルク。
『シラー論』書き終わる。まだ最終結着ではない。

(最愛の孫)フリードがやってくる。『大公殿下』を読み理解したと言う。『ブデンブローク家の人々』をクリスマス・プレゼントに贈る。フリードが夢中になっているのは、私たちが贈った、『三銃士』と『ポムペイ最後の日々』だった。

12月24日。
(『シラー論』だろう)手直し。

子供たちや孫たちに囲まれて「良い」家で過ごすクリスマス。

12月26日。
フリード食べすぎで嘔吐。

12月31日。
まだ!『シラー論』の資料と取り組む。


そして、1955年。

1955年1月1日。
食後、「シラー講演の荘重な結びの部分を皆の前で朗読」。「K、エーリカ、ゴーロをきわめて感動させた。」

1月2日。
氷点下5度。風邪を引く。

子供たちは去り、Kとフリードと3人だけになる。

1月9日。
出版社からの知らせによると、今月中になお『クルル』の第三版、6万部までが刊行されるという。

1月11日。
とにもかくにもシラー論を書き終えた。


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このあと、朝、7時半の小田急線急行で新宿へ。


いつもの三井ビルで人間ドック受診。



胃カメラで覗くと胃が荒れているそうで、薬を処方してもらった。

帰りに、T野辺さんと2人忘年会。2時間。

ロマンスカーでのお楽しみは例年通り。



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